庭の睡蓮鉢

庭には、睡蓮鉢が二つあります。

カキツバタを育てています。

メダカを飼っています。

メダカは強い魚だと思います

夏になると、睡蓮鉢に直射日光が当たります。

水温はかなり高くなります。

手を入れると、風呂のように暖かい。

ぬるいを超えて暖かい。

そんな環境でも、メダカは元気そうです。

ビンビン泳いでいます。

このメダカには餌を与えていません。

水量の少ない鉢に餌を投入すると水質が悪化するからです。

鉢の水を観察するとミジンコのような生物が見えます。

自然に繁殖しているようです。

メダカのような小型水棲生物が数匹程度であれば、睡蓮鉢の中で自然な食物連鎖が成立するようです。

睡蓮鉢の水量が少なくなると、水を足します。

水温合わせをしなくてはいけないのですが、朝、バケツに水を入れ、日の当たる場所に置きます。

夕方、日が落ちたころに、手でバケツと睡蓮鉢に手を入れ、体感で水温に大きな差がなければ、バケツの水を睡蓮鉢に入れます。

こんないい加減な飼育でも、メダカは元気です。

冬の寒い日には氷が張ります。

春になると、カキツバタの花が咲きます。

一週間の短い命です。

カキツバタ青い花は鮮やかです。

金魚飼育を始めて4年経過

リビングに水槽を置き、水槽での金魚飼育を始めて、4年経過しました。

餌は控えめにしていますが、金魚は徐々に大きくなっています。

最近のことですが、餌を変えました。

キョーリンの‘咲きひかり金魚’という商品です。

いきつけの金魚屋さんで見かけて、購入しました。

この餌に変えたことにより、フィルターの汚れが激減しました。

特に、‘水作ジャンボ’で効果がはっきり分かります。

商品の効能として、そのように説明されているのですが、実際使ってみてビックリでした。

値段は結構高いのですが、一回購入すれは、半年以上は持ちますから、コストパフォーマンスは良いと思います。

餌は沈下性の餌を与えています。

当初は浮上性の餌を与えていました。

沈下性の餌に換えたきっかけは金魚の転覆です。

転覆する金魚がでました。

金魚飼育のブログを読んでいると転覆の話題は頻繁に見るので、知ってはいましたが、金鯖が飼育している金魚が転覆するとは、思ってもいませんでした。

当初は、放置していましたが、自然治癒する様子はありません。

何か対策が必要なようです。

転覆してお腹を水上に浮いている金魚を見るのは痛ましい。

転覆している金魚も元に戻ろうと、反転して泳ぎ出しますが、お腹から浮いてしまいます。

浮上性の餌を食べる際に、空気を吸い込むことが転覆の一因かもと考えました。

そこで、餌を沈下性に変えました。

しかし、残念ながら、沈下性に替えても、転覆は治りませんでした。

転覆した金魚は、裏庭のプラ舟に移します。

多くの場合、これで転覆が治ります。

転覆が治る理由は分かりません。

不思議です。

金魚の病気治療に詳しいサイトを覗いても、プラ舟飼育で転覆が治癒するという記述は無さそうです。

少なくとも、金魚にとっては、リビングの水槽よりも、裏庭のプラ舟の方が良い環境のようです。

プラ舟は、金魚を多く購入しすぎたため、緊急的に作った環境なのですが、結果としては、正解のようです。

何事も、そのようなことは多いと思いますが、意図しなかった事が、効を奏したようです。

金魚の餌は購入サイクルが長いこともあり、多くの種類を試した訳ではありませんが、今のところ、キョーリンの‘咲きひかり金魚’が良いと思っています。

金魚飼育の経済

金魚飼育にはお金がいくらかかるでしょうか。

金魚飼育を始めるには、

● 水槽

● フィルター

● 金魚

が必要です。

次に、日常飼育に必要なものは、

● 水

● 餌

● フィルターを動かす電気

になります。

水槽とフィルターは、セット販売されており、一万円あれば、お釣りがきます。

金魚はピンキリですが、普通の和金や琉金であれば、千円で何匹か購入できます。

次に、日常のお金です。

まず、水道料金ですが、横浜市では1㎥300円程度です。

60cm水槽ですと60リットル入ります。

2週に一度水槽の半分の水を交換すると、一ヶ月の水使用量は60リットルになります。

一月の水道料金は18円です。

次に餌ですが、普通の金魚の餌を使う前提で考えると、100グラム100円程度です。

金鯖の場合餌は朝一回、一日平均1グラムの量を与えています。

餌代は一日1円、一ヶ月30円くらいです。

次に電気料金ですが、フィルターの電気使用量は60cm水槽であれば10ワット程度です。

一ヶ月で7kwh、一ヶ月で170円くらいになります。

日常に必要な「水、餌、電気」を合わせると、一ヶ月218円になります。

このように計算すると、初期投資で一万円程度、日常経費に関しては月に200円程、驚くほど少ないことが分かります。

水をジャブジャブ使う印象があるため、水道料金などは結構かかる印象があるのですが、

それほど使っている訳ではありません。

金鯖が金魚飼育する上で、高いと感じるのは、薬や水質検査薬です。

金魚が病気になると、治療するために、薬が必要になります。

また、水質を監視するためには、検査薬が必要です。

しかし、金鯖は、薬も検査薬も必要性は低いと感じています。

金魚を飼育する上で、最も大事なことは水を作ることです。

良い水が維持できれば、薬の必要性は低くなります。

また、金魚が不調になっても、大抵の場合は塩で治療できます。

金鯖は、不調になった金魚は、0.5パーセント濃度の塩水をバケツに作って、そのバケツに移します。

金魚をバケツに移す際は水温調整をします。

バケツは、静かな環境に置きます。

多くの場合、一日程度で、金魚の体調は戻ります。

水槽の水質は、金魚の動きや、飼育水の匂い、水槽に滞留する糞の量などで、凡その判別は可能だと思っています。

金魚の体調が崩れるほどに水質が悪化すると、水槽の水は嫌な匂いがします。

日常的に、水槽の状態を確認することで、最低限必要なレベルの水質管理は出来るように思います。

金魚飼育に必要なお金は、初期投資で一万円。

日常経費が月220円。

金魚飼育は、趣味としては、とんでもなく経済的な趣味です。

水槽の水は、災害の備えにもなります。

リビングで、ゆったり泳ぐ金魚をみていると、心もゆったりします。

金魚の健康

綺麗な金魚を水槽で見たい。

この思いで、水槽をリビングに置きました。

‘綺麗な金魚’、これは、金魚が元気で健康でいることに尽きると思っています。

高いお金を出すと綺麗な金魚を購入することが出来ますが、その金魚を健康な状態で飼育することが出来なければ、意味がありません。

病気の金魚は痛々しく、無残で、可哀想です。

一方、安い和金であっても、健康であれば綺麗な姿を見せてくれます。

安い金魚の方が丈夫で飼育もし易いといわれます。

金鯖が飼っている“たまさば”も丈夫な金魚です。

たまさばは、上から見ても、横から見ても、綺麗な金魚やなと、思っています。

金魚を飼育していて、飼っている金魚が病気になったり、死んだりしたら辛いです。

やはり、一番大事なことは、金魚を健康に育てることだと思います。

金魚を健康に飼育するための最も大事なことは水であると実感しています。

そして、いい水を作るために重要なことは次の三つだと思います。

① 金魚1匹あたりの豊富な水量

② 強力なフィルター

③ 適時に適切な換水

ここに挙げた①②は、環境のセッティング、③は日常の管理です。

金鯖の経験では、金魚飼育で継続が難しいのが③の適時適切な換水です。

換水での注意点は、この三つです。

① 早めの換水

② 塩素抜き

③ 水温合わせ

この三つで一番難しいのが、金鯖としては、①の早めの換水です。

ついつい、遅くなります。

気がつくと、金魚に元気がありません。

あれ、背鰭が寝てるやん。

泳いでないやん。

底でじーとしてるやん。

いやーな感じがします。

見てないことにしようと思います。

しばらくして、気を取り直し、水槽を注視します。

水が、どんより。

金魚も、どんより。

水も臭う。

これは、まずい。

やっぱり、水槽の水が悪化しています。

どうしよう。どうしよう。

しゃーない。

水交換しよ。

ということで、飼育水を換水します。

金鯖は、定期的な換水をしているのですが、いきなり水質が悪化する場合があります。

水質悪化の発見、難しいわ。

難しいわ。

毎日、しっかり金魚を見ていれば、分かるはずなんですけど。

苔問題

綺麗な金魚を綺麗な水槽で見たい。

という目的でリビングに水槽を置いたのですが、綺麗な水槽を維持することは結構難しいです。

すぐにコケが生えます。

水槽は、始めは薄っすらと緑色に。

この頃は、水槽を眺めて緑っぽいなと思う程度です。

それ程、汚い感じはありません。

そして、ドンドン緑は濃くなり、やがて、茶色っぽくなっていきます。

こうなると、本当に汚い。

水槽、なんかキタナー。

茶緑やん。

茶と緑のまだらやん。

金魚の飼育本には、水交換は半分にすること。

全量交換は避けること。

と書いていますが、このルールを守ると、コケがどんどん増殖します。

金魚を水槽で飼い始めて数ヶ月、水槽は綺麗な状態を維持できました。

しかし、半年もたつと徐々に水槽を掃除してもコケが付く迄の期間が短くなってきました。

一年もすると、水槽を掃除して3日も経つとコケでガラスが緑に覆われるようになりました。

ネットで水槽のコケ対策を調べると、エビや貝を購入して水槽に入れる方法があるようです。

貝を購入して、水槽に入れてみました。

貝が動いた後が水槽についています。

そこだけ、苔がなくなっています。

効果はあるようです。

しかし、水槽全体の苔はなくならない。

緑の水槽に貝の移動跡が残るだけ。

あかん。

意味ないやん。

確かに、水槽の一部は綺麗になりますが、全体が綺麗になることは難しいようでした。

水槽の水を全換水することは、金魚飼育マニュアルでは禁じ手のようです。

しかし、コケが発生する原因は飼育水の富栄養化であり、その根本を断つには全換水する以外に方法は無いように思えます。

ランチュウは、非常にデリケートな金魚といわれています。

ランチュウ飼育のサイトを見ていると、ランチュウ飼育では、全換水は日常的に行われるようです。

ランチュウで全換水が行われているのであれば、普通の金魚であれば、より問題は少ないのではないかと推測しました。

そこで、水温の変化に注意しながら、水槽水の全換水を行いました。

結果としては、金魚が病気になることもなく、またコケの発生も激減しました。

以来、コケの発生が目立つようになると、全換水を行っています。

あくまで、禁じ手であることを念頭に置いて、慎重に行うようにしています。

リビングに金魚がやってきた

金魚とプラ舟が到着しました。

金魚は新潟から送られてきました。

金魚の体調を心配したのですが、全く問題ありませんでした。

酸素が入ったビニール袋の中で元気そうです。

早速、6匹の金魚をリビングの水槽に移します。

水槽には濾過器はセット済み。

水も入り、濾過バクテリアも生息。

金魚を迎える準備はできています。

金魚を水槽に移すまえに、水温調整をします。

水温調整とは、金魚が入っていた元の水と、水槽の水に温度差がある場合、元の水の温度と水槽の水温を同じ温度に合わせることを云います。

金魚は変温動物ですから、急激な水温変化に耐えられません。

急激な水温変化にさらされると、体調を崩し、病気になると言われています。

これは人間も同様ですね。

水温が合うと金魚を投入します。

新品水槽に綺麗な水、綺麗な金魚。

綺麗やん。

金魚も元気そうや。

しばらく水槽を眺めます。

'たまさば'、いい金魚やな。

買って良かった。

これで、リビング水槽への'たまさば'引っ越しは完了。

次はプラ舟のへの'たまさば'引っ越しです。

プラ舟は家の裏側に置いています。

北側で日陰になることが多い環境です。

プラ舟に200リットルの水を入れます。

当然カルキは抜きます。

プラ舟には‘水作ジャンボ’という濾過器を使いました。

ジャンボは、二機、投入しました。

‘水作ジャンボ’は、金魚飼育に良く使われる‘水作’の巨大版です。

かなりでかい代物です。

新潟から送られた飼育水もプラ舟に投入します。

リビング水槽の濾過器に生息しているバクテリアも投入します。

これで、プラ舟の飼育水はできあがり。

リビング水槽に投入した残りの金魚16匹、プラ舟に入れます。

プラ舟の色は青。

金魚の赤が映えます。

いいな。

大きなプラ舟でゆったり泳ぐ金魚、見入ります。

これで、完了。

こうして、新潟から送られてきた‘たまさば’は無事、我が家に移住しました。

金魚を購入する

水槽に飼う金魚は‘たまさば’という新潟の金魚に決めていました。

近くのホームセンターで見つけて、一目で気に入りました。

珍しい金魚やん。

可愛らしいやん。

ホームセンターで販売されていた‘たまさば’は結構高い値段がついていました。

カワイイけど、エライ高い金魚やな。

病気を持っている金魚や、体の弱い金魚は、ちょっとした環境の変化などがきっかけとなって、亡くなってしまうことも少なくありません。値段の高い金魚を買うことには、躊躇します。

そこで、家に帰りヤフーオークションで探すことにしました。

「金魚」「玉サバ」で検索。

オークションを覗いてみると、‘たまさば’の地元である新潟の方が、‘たまさば’を出品しているのを見つけました。

綺麗な金魚です。

わー、綺麗な金魚やん。

しかも、手頃な値段で出品されています。

しかし、金魚の数が20匹弱もあります。

ちょっと多いな。

60cmワイドで飼育するには多すぎます。

悩んでいたのですが、出品されていた‘たまさば’を何回も画面で見ているうちに、どうしても欲しくなり、思わず衝動的に入札してしまいました。

「入札」クリック。

生き物をオークションで買ったことは今まで無かったのですが、初めての購入となりました。

オークションで発注したのは良いのですが、そのことにより、新たな問題が発生しました。

20匹弱の金魚を60cmワイドという大きさの水槽で飼うことには無理があります。

短期的には大丈夫だと思いますが、過密に飼育すると、どうしても金魚に負担がかかります。

水槽で金魚が病気になるところを見たくありません。

金魚を飼育するために必要な水量は、一般的に1匹あたり10リットルと云われます。

しかし、この基準は金魚の大きさによって異なります。

金魚はすぐに大きくなります。

また、金魚を健康に育てるには十分な余裕が必要です。

そこで、金魚1匹あたり20リットルの水量が必要と考えました。

この基準を当てはめると、60cmワイドの水槽に飼える金魚の適正な数は、6匹となります。

そうなると、残りの十数匹を飼育できる容器を用意する必要があります。

その容器は200リットル程度の容量が必要となります。

200リットルの容器となると、その選択肢は多くありません。

90cm水槽にするか、プラ舟にするかです。

90cm水槽はであれば、180リットルの容量があります。

しかし、水槽を購入した場合は、室内に置く必要があります。

我が家には、90cm水槽を置ける場所はありません。

そうなると、残る選択肢はプラ舟になります。

プラ舟はホームセンターで売っている大きな容器(セメントを捏ねたりする)です。

ランチュウ’の飼育に使われます。

問題は、プラ舟の設置場所です。

プラ舟は大きくて存在感があります。

ありすぎます。

庭に置くことはあり得ません。

幸いにも、我が家は、北が開いた傾斜地の南むきに建っています。

そのため、家の裏は一日中影になるのですが、風通しが良いため乾燥しています。

プラ舟を置いても大きな問題はなさそうです。

ということで、直径1mの丸型のプラ舟を発注しました。

「発注」クリック。

このプラ舟、ネットで発注したのですが、現物が家に届けられて、ビックリ。

デカイ。バカデカイ。

家族も配達されたプラ舟を見てビックリしたらしいです。

外に置いておくのも恥ずかしいので、物置兼駐車場に隠したそうです。

そして、オークションで発注した金魚とプラ舟は、ほぼ同時に我が家にやってきました。

水を作る

金魚を飼う上で、最も大事なことは水を作ることだそうです。

金魚飼育に関するサイトを眺めていると、どのサイトにもそのように書かれています。

金魚を水槽に飼っていると、当然金魚は糞をします。

すると、その糞がアンモニア亜硝酸という猛毒に変わります。

そうした猛毒物質が発生したら、その物質を速やかに安全な物質に処理することが必要です。

その処理を‘生物濾過’といいます。

アンモニア亜硝酸を濾過することなく、放置すると金魚は病気になり死に至ります。

濾過装置のない金魚鉢で金魚を飼育するためには、毎日金魚鉢の水を交換する必要があります。

毎日の換水をしない場合は、飼育水を濾過して、アンモニア亜硝酸を無毒化することが必要となります。

金魚の糞から発生する猛毒を、安全な物質に変換する主役はバクテリアです。

そして、水槽内でのバクテリアの主な棲家は濾過装置です。

水槽の水を濾過装置に循環させることにより、濾過装置内のバクテリアの働きにより、常に水槽の水を安全な水に維持することが出来ます。

水を作るということは、生物濾過が機能している安全な濾過システムを作り上げることを意味するようです。

このような理由により、金魚を飼育するためには、水槽とセットで濾過装置を購入する必要があります。

水槽と濾過装置を購入して金魚飼育を始めることになりますが、最初に入る金魚は、非常に危険な環境に置かれます。

 

危険な環境とは、濾過が機能していない環境です。

濾過装置を購入した時点では、濾過装置にはバクテリアは住み着いていません。

 従って、濾過装置を機能させ水を循環させても、アンモニア亜硝酸は無害な物質に替わってくれません。

バクテリアそのものは空気中に普通に存在しているようですが、すぐには濾過装置に定着しません。

水槽内にバクテリアの餌を投入して、バクテリアを増殖させる必要があるのです。

バクテリアの餌は金魚の糞です。

従って、水槽に金魚を飼育することにより、バクテリアは増殖を始めるのですが、生物濾過が機能するようになるまで増殖するためには、1~2ヶ月ほどかかるようです。

そのため、金魚の飼育を始めて、1~2ヶ月の間、水槽内の水は常に危険な状態になります。

十分な注意が必要です。

金鯖の場合ですが、最初の1~2ヶ月は危険であることが分かっていたため、最初に泥鰌を数匹、水槽に入れました。

金魚よりも泥鰌の方が強いと思って、そうしたのですが、誤りでした。

2週間ほどで、病気になり、死んでしまいました。

このように、生き物を死なせることはもうしたくなかったので、もっと別に水をつくる方法がないか、調べました。

調べた結果、アンモニアを使ってバクテリアを増殖させる方法があることが分かりました。

金魚の糞は、アンモニア亜硝酸→硝酸塩という順番に分解され、無毒化されます。

その方法は、水槽内に人工的にアンモニアを投入し、アンモニアを餌とし亜硝酸に分解するバクテリアと、亜硝酸を餌として硝酸塩に分解するバクテリアを増殖させる方法です。

金鯖は、この方法で水をつくることにしました。

薬局でアンモニア水を購入しました。

そして、毎朝一滴、水槽内に垂らしました。

それだけです。

アンモニア亜硝酸の検査薬がホームセンターで売っています。

その検査薬を使って、毎朝水槽内のアンモニア亜硝酸の存在を検査していました。

開始して2ヶ月ほどしたある朝、毎日検査で検出されていたアンモニア亜硝酸が突然、消えました。

濾過装置内にバクテリアが増殖し、安全な水を維持できる濾過システムが完成したのです。

金鯖はアンモニアで水を作る方法は疑心暗鬼で試みました。

結果としては、成功でした。

時間はかかりましたが、生き物を危険に晒すことなく水ができました。

しかも、簡単です。

アンモニアでの飼育水づくり、良い方法だと思います。

世に知られた方法ではありません。

もっと世に普及することを望みます。

水槽設置場所を考える

水槽の設置場所は、事前に十分な検討が必要です。

金魚飼育のサイトを見ていると、そのように書かれています。

実際に水槽をリビングに設置して、二つのポイントが重要だと感じています。

第一は、排水です。

水槽の水は2週間~1ヶ月に一回程度は交換が必要になります。

その際、問題となるのは排水です。

水槽の水をバケツで汲んで排水することも可能ですが、手間が大変ですし、バケツの水をこぼしても厄介です。

我が家は、リビングの窓際に水槽を設置しています。

窓を開けると、その直下に屋根の樋からの排水を下水に流す排水口があります。

水槽の水を排水するときは、お風呂ポンプを使って、その排水口に流しています。

これは非常に楽です。

水槽は、水槽の水の排水しやすい場所に設置したほうが良いです。

第二は日光です。

水槽の水温が大きく変化することは、金魚にとって望ましくありません。

一日中、直射日光に当たる場所に水槽を置くと、水温の変動は大きくなります。

水槽が小さいと尚更です。

日光に当たると苔が生えますし。

一方、金魚の赤を濃くするには日光に当てたほうが良いという話もあります。

我が家の水槽は、リビング東側の窓際に設置しています。窓を開ければ、排水口は近くにあります。

直射日光は当たるのですが、午前中の数時間だけです。

問題は、水槽がエアコンの正面にあることです。

温度変化を小さくするためには、エアコンの正面という場所も良くないようです。

水槽は置きたい場所に置けば良いと思うのですが、排水と日光は考慮した方が良さそうです。

水槽台を自作する

市販の水槽台を見て、100kgという重量のある水槽を置くには不安定に思えました。

強めの地震には耐えられないように思えました。

そこで、水槽台を自作することにしました。

水槽台を自作する第一歩は、材料の調達です。

過去の日曜大工の経験から、まっすぐ板を切ることがいかに難しいかを身にしみていました。

木には目があるし、節もある。

ノコギリが曲がるんです。

真っ直ぐに切ること、直角に切ること、日曜大工に必要な基本ですが、これが難しい。

そこで、設計通りに木を切るサービスがお願いできるお店を探しました。

ネットで検索していると、集成材を廉価に販売しており、切断などの加工をお願いできるショップを見つけました。

簡単な設計図を描き、ショップにメールすると、臍加工は出来ないが、溝彫り加工は可能という返信が返ってきました。

そこで、溝加工だけで対応するように設計変更して、発注することにしました。

また、木の種類は強度が高く、比較的加工のしやすい木ということで、タモという木にしました。

タモは、プロ野球のバットに使われる素材として知られています。

水槽台の形は、横置きのカラーボックスのような形です。

縦60cm、横幅180cm、奥行き60cmの大きさです。

結構デカイ。

天板は板厚30mm、その他の板は25mmで作りました。

自分で行った加工は、螺子用の穴あけと螺子止めだけです。

タモは硬木の中では加工しやすいと分類されていますが、簡単ではありませんでした。

強度の高い硬い木であるために、ビス用の穴を開けるだけでも、非力な電動ドライバーでは歯が立ちませんでした。

ドリルが木に入っていきません。

充電式のドライバーでは力不足だったので、急遽、直接コンセントにつないで使うドライバーを購入しました。

有名なボッシュ社の電動ドライバーです。

電動工具はホームセンターで中国製の安い工具が売っていますが、過去に中国製の安い電動ドリルドライバーを買って、30分程使って、焼ききれた経験があります。

それ以来、中国製工具は買いません。

強度を重視した設計を行い、タモという強い木を使ったことにより、非常に丈夫な棚が出来ました。

無茶苦茶、強度高い水槽台です。

金鯖は体重75kgですが、水槽台の上で跳びはねてもビクともしない。

これなら、地震で倒れることも無い。大丈夫。

しかし、想定外に重い。

水槽台を考える

水槽をリビングに設置するためには、水槽台が必要です。

130リットルの水槽に、水が一杯に入れば、130kgという重量になります。

これは、大変な重さです。

この水槽を置く台は、よほど丈夫なものにする必要があります。

ちょっとした地震や何かでひっくり返ってしまっては大変なことになります。

地震の振動でひっくり返ると、リビングが洪水になってしまいます。

そばに人が居た場合は、非常に危険です。

上に130kgの重量を乗せても大丈夫な台ですから、よほど頑健でなければなりませんし、上に130kgの重量が載ることを考えると、台にも相応の重量がないと、不安定になります。

水槽はガラスの水槽です。

水槽の底面と接する水槽台の台面は130kgの重量を、台面全体で受け止め、台面全体で水槽を支えることが必要です。

台面が水槽の重量を受け止めることができずに撓んでしまうと、水槽の底面に歪な力がかかり、最悪の場合水槽が割れるということが起こる可能性があります。

水槽台というものが市販されていますが、見たところ頼りない感じがします。

水槽という重量物が乗る割には、台の重量が不足しているようにも見えます。大きな地震が起こると、倒れてしまいそうです。

市販品の棚なども考えましたが、必要な大きさや強度を考慮すると、結構高価な買い物になりそうです。

そこで、必要なスペックを満たす台を安価に調達するには、自作以外に無いという結論に達しました。

水槽購入

ある日、綺麗な水槽で、綺麗な金魚を観たくなり、水槽を購入することを決めました。

そう。金魚ではなく水槽の購入を決めたのです。

水槽が無いと金魚の棲家がありませんから。

いつも見ることができる場所がよいので、水槽は、リビングに置くことにしました。

リビングに水槽を置くのですから、いつも健康で元気な金魚を見たいと思いました。

病気の金魚を見るのは辛いものがありますから。

そのために、丈夫な種類の金魚を、ゆったりした環境で飼育することにしました。

そこで購入した水槽は、60cmワイドという大きさの水槽です。

横60cm、奥行き45cm、高さ50cm、という大きさです。

一杯に入れれば130リットル水が入ります。

ネットで発注しました。

30kg以上の重量になりますから。

数日して届きました。

想像以上にデカイ。

一般的に多く使われている水槽は60cm水槽というタイプらしいです。

60cm水槽の大きさは、横幅は60cmですが、奥行き、高さは30cmです。

容量は54リットルになります。

60cmワイドという水槽は、一般的な60cm水槽の2倍強の容量になります。