金魚飼育の経済
金魚飼育にはお金がいくらかかるでしょうか。
金魚飼育を始めるには、
● 水槽
● フィルター
● 金魚
が必要です。
次に、日常飼育に必要なものは、
● 水
● 餌
● フィルターを動かす電気
になります。
水槽とフィルターは、セット販売されており、一万円あれば、お釣りがきます。
金魚はピンキリですが、普通の和金や琉金であれば、千円で何匹か購入できます。
次に、日常のお金です。
まず、水道料金ですが、横浜市では1㎥300円程度です。
60cm水槽ですと60リットル入ります。
2週に一度水槽の半分の水を交換すると、一ヶ月の水使用量は60リットルになります。
一月の水道料金は18円です。
次に餌ですが、普通の金魚の餌を使う前提で考えると、100グラム100円程度です。
金鯖の場合餌は朝一回、一日平均1グラムの量を与えています。
餌代は一日1円、一ヶ月30円くらいです。
次に電気料金ですが、フィルターの電気使用量は60cm水槽であれば10ワット程度です。
一ヶ月で7kwh、一ヶ月で170円くらいになります。
日常に必要な「水、餌、電気」を合わせると、一ヶ月218円になります。
このように計算すると、初期投資で一万円程度、日常経費に関しては月に200円程、驚くほど少ないことが分かります。
水をジャブジャブ使う印象があるため、水道料金などは結構かかる印象があるのですが、
それほど使っている訳ではありません。
金鯖が金魚飼育する上で、高いと感じるのは、薬や水質検査薬です。
金魚が病気になると、治療するために、薬が必要になります。
また、水質を監視するためには、検査薬が必要です。
しかし、金鯖は、薬も検査薬も必要性は低いと感じています。
金魚を飼育する上で、最も大事なことは水を作ることです。
良い水が維持できれば、薬の必要性は低くなります。
また、金魚が不調になっても、大抵の場合は塩で治療できます。
金鯖は、不調になった金魚は、0.5パーセント濃度の塩水をバケツに作って、そのバケツに移します。
金魚をバケツに移す際は水温調整をします。
バケツは、静かな環境に置きます。
多くの場合、一日程度で、金魚の体調は戻ります。
水槽の水質は、金魚の動きや、飼育水の匂い、水槽に滞留する糞の量などで、凡その判別は可能だと思っています。
金魚の体調が崩れるほどに水質が悪化すると、水槽の水は嫌な匂いがします。
日常的に、水槽の状態を確認することで、最低限必要なレベルの水質管理は出来るように思います。
金魚飼育に必要なお金は、初期投資で一万円。
日常経費が月220円。
金魚飼育は、趣味としては、とんでもなく経済的な趣味です。
水槽の水は、災害の備えにもなります。
リビングで、ゆったり泳ぐ金魚をみていると、心もゆったりします。