私の防災対策
阪神淡路大震災、東日本大震災、大きな災害を経験しました。 この経験から学び、このような災害が将来に発生しても、その被害が最小限になるように、知恵を残すことは、この大災害を経験した我々の義務だと思います。 この大災害の経験を記録として残すこと…
テレビニュースを見ていると、東京湾岸地域の高層マンションの人気が高いようです。 湾岸地域であれば、交通の便も良いですし、高層マンションからの眺めも素晴らしいでしょう。 その意味では、良く分かります。 しかし、災害への強度という視点で、湾岸地域…
東日本大震災では、首都圏で大量の帰宅難民が発生しました。 金鯖も、交通機関が全面停止 したため、震災当日は会社に泊まりました。 翌日の早朝、交通機関が復旧し、帰宅することが出来ました。 幸運だったのは、震災当時、会社のオフィスで勤務していたた…
防災対策の備蓄として、水と食料を備蓄すれば万全かというと、そうではないと思います。 我が家では食料は穀物として備蓄しています。 米や大豆などの穀物を食べるためには火と水が必要になります。 金鯖は、水は常時240リットル備蓄しています。 2週間程度…
金鯖は釣りが趣味なので、釣り餌の保存が必要です。 そのこともあり、200リットル収納できる冷凍ストッカーを購入しました。 冷凍ストッカーには、釣り餌以外に、食料備蓄として大豆30kgと玄米30kgを保存しています。 私が冷凍ストッカーを使って…
食料の保存方法として、一週間程度の食料備蓄であれば、継続性という問題はありますが、日常での食品ストックを増やすことで備蓄を行うローリングストック法が合理的です。 しかし、この方法の問題は、確実性と継続性です。 この問題点を克服して確実な食料…
食料保存として、もっと長期間の保存に耐える食料はないのか、調べてみました。 通常の保存食の保存期間は長くて五年程度です。 これでは短すぎます。 災害は百年、千年サイクルです。 この災害サイクルに合った食料保存期間を持つ食料保存方法を考えること…
確実に食料備蓄を実現するためには、長期に亘って保存可能な食料を備蓄したほうが間違いはないでしょう。 そこで、市販されている保存食を調べてみると、普通に販売されている保存食は、保存期間は長くて5年程度となっています。 これでは保存期間が短すぎ…
食料備蓄の資料を読むと、備蓄方法として、ローリングストック法が推奨されていることが多いようです。 このローリングストック法は、日頃使う食料のストックを通常より多くして、うまく回転させながら、無理なく、ロスなく備蓄する方法だそうです。 例えば…
一週間分、一ヶ月分の食料とは一体どれだけの分量でしょうか。 食料備蓄の基本となるお米で考えてみます。 大人一人当たりの必要カロリー量は、凡そ一日2000キロカロリーといわれています。 生米100グラムのカロリーが356キロカロリーですから、2…
大災害の対策として、食料備蓄をする必要があります。 備蓄期間に関しては、一週間という説もあれば、一ヶ月という説もあります。 国や地方自治体は備蓄期間の目安として、1週間としているようです。 もし、首都圏が大災害に襲われた場合、被災人口が桁違い…
私は、趣味で金魚を飼育しています。 リビングに100リットルの水槽が一つ。 家の裏側に、200リットルのプラ舟が一つあります。 金魚を飼育する必要性として、飼育水の交換用として、常に240リットルの水をポリタンクで備蓄しています。 金魚飼育を…
生活用水の備蓄ですが、水道の復旧には2ヶ月程度の期間がかかると見込む必要があります。 トイレの水だけで、600リットルの水が必要になります。 風呂に水を備蓄するような方法で2~3週間分の備蓄は可能と想定できますが、2か月分は中々難しいように…
水備蓄は、飲用水と生活用水に分けて、考える必要があります。 まず、飲用水の備蓄を考えます。 飲用水の最も一般的な備蓄方法はペットボトルです。 四人家族の一週間分になる84リットルの備蓄を行うには、2リットルのペットボトルを42本。 2リットル…
大規模災害への対応として水備蓄が必要と推奨されています。 水は、飲用水として一人一日3リットル必要といわれています。 四人家族で一週間分を備蓄しようとすると84リットル、一ヶ月分であれば360リットル、という計算になります。 水の備蓄必要期間…
金鯖は、大災害対策において最も大事なことは被災を避けるだと考えています。 災害を避けるためには住居の立地が最も大切です。 地盤が強固で、浸水被害に遭わない高台が理想です。 そして、最新の建築基準法に合致した住居に住む事です。 台風からの被災を…
防災というと、食料や水の備蓄が頭に浮かびますが、怪我をしないことも大変重要なことです。 阪神淡路大震災を経験された方々の記録などを読むと、家具の危険性が分かります。 寝室のたんすが倒れて、下敷きになり、身動きが取れなくなったことや、ガラスや…
住居を被災から守るためには、被災に強い場所に住居を構えることが基本です。 この基本を外して被災から守ることは困難です。 被災に強い安全な場所に住居を構えた上で、耐震性の高い家に住みましょう。 現在居住している家の耐震性が低い場合には、耐震補強…
水がこない高台、かつ、地盤が強固な場所に住んだほうが良いですよね。 防災対策の基本は住居だと思います。 地震による家屋の倒壊は、地盤が軟弱な場所にある建築物です。 そのような場所では、倒壊した建物から出火して広域火災が発生する危険性もあります…
災害は地形に依存します。 災害を避けることは案外簡単です。 災害に見舞われる地形に住まないことです。 これだけで災害リスクは大きく減少します。 先祖代々の家を受け継ぐ場合には、住居を移転することは中々難しいと思います。 昔は水に近い場所が圧倒的…
当たり前の話ですが、水は高い場所から低い場所に流れます。 豪雨による浸水被害を受ける場所は、低い地形です。 近隣河川の堤防よりも低い地形の場所は堤防決壊による被害を免れません。 津波や高潮も同様です。 海岸に近く、海抜10m以下の地域は、常に…
地震により建物が倒壊する原因は、地震による地盤の振動です。 地盤の振動は、地盤の固さと大きな相関関係があり、軟弱地盤では、振動が大きくなることが知られています。 私は横浜市に居住しています。 横浜市から配布されたハザードマップを見ると、東京湾…
大災害が起こっても、その地域の全ての住人が被災するわけではありません。 災害と被災は別です。 災害の発生を無くすることは、出来ませんが、被災を少なくすることは出来ると思います。 被災を少なくするためには、被災の原因を理解する必要があります。 …
災害対策を考えたいと思います。 対策を考えるには、その対象となる相手を知る必要があります。 「彼を知り、己を知らば、百戦危うからず。」といいますから。 近年、日本列島を襲った大きな災害を調べてみました。 1945年1月 三河地震(2306人) 1945年9月 …