苔問題

綺麗な金魚を綺麗な水槽で見たい。

という目的でリビングに水槽を置いたのですが、綺麗な水槽を維持することは結構難しいです。

すぐにコケが生えます。

水槽は、始めは薄っすらと緑色に。

この頃は、水槽を眺めて緑っぽいなと思う程度です。

それ程、汚い感じはありません。

そして、ドンドン緑は濃くなり、やがて、茶色っぽくなっていきます。

こうなると、本当に汚い。

水槽、なんかキタナー。

茶緑やん。

茶と緑のまだらやん。

金魚の飼育本には、水交換は半分にすること。

全量交換は避けること。

と書いていますが、このルールを守ると、コケがどんどん増殖します。

金魚を水槽で飼い始めて数ヶ月、水槽は綺麗な状態を維持できました。

しかし、半年もたつと徐々に水槽を掃除してもコケが付く迄の期間が短くなってきました。

一年もすると、水槽を掃除して3日も経つとコケでガラスが緑に覆われるようになりました。

ネットで水槽のコケ対策を調べると、エビや貝を購入して水槽に入れる方法があるようです。

貝を購入して、水槽に入れてみました。

貝が動いた後が水槽についています。

そこだけ、苔がなくなっています。

効果はあるようです。

しかし、水槽全体の苔はなくならない。

緑の水槽に貝の移動跡が残るだけ。

あかん。

意味ないやん。

確かに、水槽の一部は綺麗になりますが、全体が綺麗になることは難しいようでした。

水槽の水を全換水することは、金魚飼育マニュアルでは禁じ手のようです。

しかし、コケが発生する原因は飼育水の富栄養化であり、その根本を断つには全換水する以外に方法は無いように思えます。

ランチュウは、非常にデリケートな金魚といわれています。

ランチュウ飼育のサイトを見ていると、ランチュウ飼育では、全換水は日常的に行われるようです。

ランチュウで全換水が行われているのであれば、普通の金魚であれば、より問題は少ないのではないかと推測しました。

そこで、水温の変化に注意しながら、水槽水の全換水を行いました。

結果としては、金魚が病気になることもなく、またコケの発生も激減しました。

以来、コケの発生が目立つようになると、全換水を行っています。

あくまで、禁じ手であることを念頭に置いて、慎重に行うようにしています。