金サバの水槽は100リットル容量があります。
水槽の換水は、月1回、全換水していました。
それで、問題は出ていなかったのですが、ある日、金魚が一匹、いきなり亡くなりました。
金魚が亡くなった前夜、少し具合が悪そうな金魚が一匹いました。
夜でしたし、緊急措置が必要とは思えなかったので、一晩そのまま様子を見ることにしました。
元気は無さそうですが、病気のようには見えませんでした。
その金魚が、翌日朝、いきなり亡くなりました。
ビックリすると同時に金魚に申し訳ない気持ちに。
金魚が、こんなに早く具合が悪化し、亡くなってしまったのは初めてでした。
金魚が亡くなった日、水槽には、もう一匹、死にそうになって、ひっくり返って浮いている金魚がいました。
昨夜は元気だった金魚です。
その金魚は、大急ぎでバケツに移し、塩水治療を行い、数日で回復しました。
このように金魚の状態が急激に悪化した原因は分かりませんでしたが、水質が悪化しているのは確実ですので、その日に水槽の水を全換水しました。
同時に水槽に塩をいれ、0.6%の塩水にしました。
その対策で、水槽は落ち着き、新たに体調を崩す金魚はなくなりました。
今回のような金魚の急激な体調悪化が起こった原因は分かりませんが、水質悪化が要因の一つであることは間違いないと思います。
これまでは、月一回の全換水で大きな問題はありませんでしたが、何らかの対策が必要に思えます。
そこで、良い水質の維持を計るためには、どのような換水方法が良いのか、考えました。
全換水を月に複数回行うのが良いのか、少量の換水を頻度高く行うのが良いのか。
これは、考えるまでもなく、全換水の頻度をあげるのは駄目です。金魚への負担が大きくなりすぎます。
環境変化は少ない方が良いですから。
そのように考えると、対策の方向性は、少量換水の頻度をあげる方向になります。
そこで、毎日換水の効果をシミュレーションしてみました。
・毎日3リットル換水
・毎日5リットル換水
・毎日10リットル換水
毎日3リットルでは、水質は良くなるどころか悪化しそうです。
毎日5リットルでは、水質は少し良くなりそうです。
毎日10リットルでは、水質は格段に良くなりそうです。
そこで、試みに毎日の1/10換水を実行することにしました。
今は、この1/10換水を初めて一ヶ月ほどになります。
その効果ですが、金魚は安定して元気になっているように思えます。
毎日の換水作業は、負担が重くなって、継続が難しいと心配していたのですが、案外、作業負担は軽く感じています。
月1回の換水の場合は、水槽掃除やフィルター掃除もしていました。
毎日換水では、掃除はしません。換水だけです。
だから、負担が少ないんだと。
しばらく継続しようと思っています。