鰡を食べてみた

今日、金鯖が通ういつもの釣り場で鰡が釣れました。

鯵を狙って釣りをしていたのですが、現実に釣れたのはボラ。

30センチ程の鰡が三匹。

魚が釣れるのは嬉しいのですが、ボラじゃーね。

食べられないじゃないの。

 

10年以上前になりますが、相模湾の筏で巨大な鰡を釣り上げたことがあります。

その鰡は、釣り上げた時点で嫌な匂いがあり、これは駄目な奴と本能的に感じ、すぐにリリースしました。

この嫌な匂い、今でも覚えています。

 

今日も、釣り上げてすぐに「ボラかー」、と幻滅。

アーア、ボラかー。

 

でも、何か違う。違うぞ。

臭くない。

鼻先に近づけても臭くない。

アレー、アレーーーーーー。

 

今日の鰡は臭くない。

もしかしたら、食べられるのか。

 

リリースした方が良いのか。持ち帰った方が良いのか。

金鯖は悩みました。

「食って臭かったらイヤダナーー。」

「でも、臭くないしなーー。」

「もしかしたら、旨いかもなーーーーーー。」

 

という感じで、

釣り場で悩んで、そして決めました。

 

「試してみないと分からないじゃないの。

鰡、持ち帰ろう。」

 

そうと決まれば、早速ボラを血抜きします。

エラをハサミで切断。

海水の入ったバケツにボラを放り込みます。

暫くすると、バケツの海水がボラの血で真っ赤に。

次に、お腹をハサミで切って、内臓を抜きます。

これで、持ち帰り準備完了。

クーラーボックスに入れて、家に持ち帰りました。

 

家に帰ると、さっそく捌きます。

鱗を取って、頭を落とします。

そうすると、綺麗な魚に変身しました。

鱗を取ると、綺麗な青い魚体が現れました。

頭を落とすことで、間抜けではなくなります。

綺麗な青い魚体を持つ魚。

美味しそうです。

これが、ボラとは思えません。

 

そして、三枚おろしに捌いてみると、綺麗な白身

 

匂いもない。

 

捌いた白身から、三キレほど、刺身を取って、わさび醤油で試食して見ました。

そのお味は。

「水っぽいけど、旨味はある。」

「全く、臭くない。」

この水っぽさであれば、「フライ、唐揚、干物」でしょう。

そう、確信しました。

そこで、早速、「鰡フライ」を揚げました。

 

そのお味は。

「旨い。絶品。」

魚の臭みが全くない。

淡白な旨味。

これは、大正解。

 

鰡の干物は、製造中。

まだ、食べていません。

楽しみだー。

 

ところで、考えてみると、不思議があるなー。

釣り場で、ボラの内臓がを抜いたところ、その内臓が真っ黒だった。鰡は海底の泥を食べると聞いたことがあるので、内臓が黒いのは泥なんだろうと。

ボラの臭みは、その泥が原因と聞いている。

では、何故、今日釣ったボラは臭くないのかなー。

内臓は泥だったのに。

 

泥食べて、

あんなに綺麗な白身ができるなんて。

あんなに淡白な旨味の白身ができるなんて。

 

金鯖が今日釣ったボラは、どんな泥を食べて育ったんだろう。

 

不思議だーーーーーー。

 

 

釣れない釣りも悪くない

魚が釣れない日が多い。

打率3割5分という感じ。

プロ野球なら、首位打者になれそうですが。

 

しかし、「釣れない釣りも悪くない」と金鯖は思っています。

 

なぜか。

それは、たくさん魚が釣れると、大変なことになるからです。

 

例えば、鯵が100匹釣れたとしましょう。

100匹の鯵を捌くのも大変ですが、食べる方が大変。

 

毎食、「鯵」なんて、ありえません。

 

美味しいものを美味しく食べる条件は、適量です。

少し、少ないくらいが丁度。

 

いかに美味しいものでも、大量は駄目です。

嫌になります。

 

大量に魚が釣れると、それを消費するまで、釣りに行くことが出来なくなります。

魚が冷蔵庫にあるのに、釣りに行って、冷蔵庫の魚を増やすなんてありえない。

 

だから、釣果もほどほどが良いんです。

むしろ、少ないくらいが良い。

 

少ないくらいが、有難味があるんです。

 

少ないくらいが美味しいんです。

 

だから釣れない釣りも良い。

釣れないから、明日も釣りに行ける。

 

 

サー、アシタモツリニイクゾ。

 

イクゾ。

 

釣り、パチンコ論-2

金鯖は、今日も近くの堤防にバイクで釣りに行った。

結果は、丸坊主

三回連続の丸坊主

全く、お魚が釣れなかった。

 

三回連続丸坊主であるのに、また釣りに行こうという気持ちがある。

これは、この気持ちは何。

何なのか。

 

金鯖は愚考した。

何故、丸坊主なのに、また釣りに行こうとするのか。

丸坊主なのに、嫌にならないのか。

 

この気持ちはパチンコに似ている。

そんな気がする。

パチンコ負けてるのに、なぜか楽しい。

パチンコ負けたのに、また行きたい。

 

なぜ、楽しい。

この楽しさの正体。

それは、希望。

今この瞬間に、魚が当たるかもしれない。

今この瞬間に、777が揃うかしれない。大爆発するかもしれない。

こんな刹那的な希望。

これが楽しい。 

 

やっぱりダメか、ダメなのか。

諦めの中に1%の希望。

この1%に縋りつく気持ち。

それでも確かに存在する1%。

 

この1%が、引き付ける。

釣り、パチンコ、それがある。

 

 

チガウカナ。

 

チガワナイデショ。

 

唐揚の秘訣

金鯖は良く鶏の唐揚を作ります。

昼ごはんのおかずです。

唐揚は、市販の唐揚げ粉を使います。

 

市販の唐揚げ粉には、袋裏に作り方の説明が記されています。

 

唐揚げ粉を分量の水で溶かし、鶏肉をしっかりもみこみ、10分放置、後は油で揚げるだけ。

 

こんな説明です。

 

このレシピで、唐揚を作ると、唐揚粉の味は感じますが、鶏肉の旨味は感じられない。

不味くはないが、すごく旨い訳でもない。

ずーと、軽い不満がありました。

 

金鯖は、考えました。

どうしたら、旨くなるのか。

考え続けました。

 

そこで、閃きました。

肉に下味が足りないのでは。

 

そこで、鶏肉を唐揚げ粉にもみこむ前、鶏肉に軽く塩をもみこみ、10~20分放置、そして唐揚げ粉をもみこむ。

この手順に変えて、唐揚を揚げました。

 

その結果は、大正解。

 

ダイセイカイ。

 

殿、セイコウシマシタ。

 

鶏肉の旨味が感じられる唐揚に大変身。

旨味、2倍。

 

ここで、一つの疑問が湧きます。

何故、市販唐揚げ粉の裏にある、唐揚レシピに書いてないの。

鶏肉に軽く下味をすることが。

下味つけた方が旨いのに。

 

ナンデダロウ。

 

ナンデダロウ。

 

今年の鯵釣り

今年の鯵はシブイ。

釣り場の常連さんも鯵釣りをしていません。

鯵がシブイから。

 

去年が良すぎた。そう思います。

 

今年の鯵はシブイ。

でも、釣れはするんです。

良型が。

少ないんですけど。とっても少ないんですけど。

20センチ越える鯵が。

だから釣りに行ける。

それで十分。

そうでしょ。

 

良型鯵が釣れるのは二回に一回ほど。

二回釣りに行って、一回は坊主。

一回は釣れる。

 

釣れても1~2匹。

それで十分だと思います。

そうでしょ。

 

良型鯵は、引きが強い。

グングンひく。

それが楽しい。

 

良型鯵は、美味しい。

刺身、フライ、焼、どれでも旨い。

 

楽しくて旨い。

十分です。

これで、シブイなんて文句を言うなんて、駄目でしょ。

ダメ。

ダメ。

 

金鯖は、鯵釣りを楽しみたいので、細目の竿で釣ります。

仕掛けは出来るだけ軽くします。

細目の竿。軽い仕掛け。

良型鯵といっても20センチ強。

強い竿、重い仕掛けでは楽しくない。

細竿軽仕掛け、これが楽しい。

 

明日も鯵釣りに行くぞ。

 

イクゾ。

 

イクゾ。

 

 

 

 

金鯖家の外壁リフォーム顛末-3

7月の下旬、夏本番。

暑い盛りに外壁リフォーム工事が始まりました。

工事期間は50日ほど。

9月上旬に終わる予定です。

 

工事の手順として、まずモルタル外壁を剥がします。

モルタル外壁の内側はラス板でした。

最近の家は、構造用合板を張りますが、古い家なのでラス板でした。

これは、耐震性が弱い。

なんせ、ペラペラの板を間隔をあけて、釘打ちしているだけですから。

今回の工事では、構造用合板を張ります。

家の内部構造が、ラス板から構造用合板に変わります。

耐震性は間違いなく強化されます。

断熱性も強化されます。

これは、嬉しい誤算です。

 

ラッキー、ラッキー。

 

北側外壁に亀裂があったのですが、その部分の外壁を剥がすと  白蟻被害が酷い状態でした。

モルタル外壁の内側に防水シートが施工されたいなかったので、モルタル外壁に亀裂が入れば、そこから雨水は侵入します。それが度重なれば、内部の木部は腐食し白蟻に喰われます。

昭和の建売住宅、危ないですね。

 

追加費用をかけて、白蟻に喰われた部位は補強工事をお願いしました。

白蟻に喰われたの、アンラッキー。

 

でも、白蟻被害が分かって、補強できたのはラッキーかも。

 

今回のリフォームでは、構造用合板の上に防水シートを施工します。外壁から雨水の侵入があっても大丈夫です。

しかも、外壁のサイディングと防水シートの間には通気用の空間があります。

外壁から雨水が侵入しても、殆どの雨水は防水シートまで届きません。届いた雨水も防水シートでブロックされます。

この構造であれば、外壁からの雨漏りはあり得ません。

 

外壁を剥がしてのリフォームを選択したのは、ナイスでした。

 

今回の工事では、断熱材の追加もお願いしました。

20年前のリフォームでは、5センチの断熱材を入れていたのですが、今回の工事で追加5センチ。

合わせて10センチにしました。

 

金鯖、寒い冬は嫌い。

電気代も節約したい。

だから、断熱性能強化。

 

工事期間中に台風が来ました。

モルタルを剥がした場所が雨に濡れるのは嬉しくありません。

断熱材がびちょびちょ。

これは、避けたい。

直撃は避けられたのは良かったのですが、風雨はそれなりに強い。

でも、結果としては大丈夫でした。

その理由は、足場。

屋根の庇ギリギリに、足場が設置され、その足場をシートが覆っていたから。

 

 

外壁はサイディング。

金鯖家では縦張りにしました。

普通というか、多くの家は横張りです。

殆ど横張り。

 

ナゼナノカナ。

 

金鯖の家は横巾があります。

なので、縦張り。

 

サイディングの色は薄茶系。

 

予定通り9月上旬に工事終了。

 

外壁リフォームが終わった我が家は、まるで山小屋のようでした。

薄茶のサイディングを縦張り。

遠目には、木を張ったように、あるいは、竹を張ったようにみえます。

しかも、屋根は焦げ茶。

山小屋です。

 

格好ヨクナイ。

ナンカ、田舎感が凄い。

 

でも、金鯖は気に入っています。

でもというより、とっても気に入っている。

山小屋感が。

古い感じが。

ペラペラしていないところが。

 

マア、イインジャナイノ。

 

 

外壁リフォーム、お金はかかりました。

でも、良かった。

 

マンゾクデス。

 

 

最後の心配は地震

地震で壊れたらオジャン。

地震は確実にくる。

 

クル。キットクル。

 

 

 

金鯖家の外壁リフォーム顛末-2

懸案だった、お金の問題が解決しました。

お金、貯まりました。

金鯖家は外壁リフォームを決断しました。

 

外壁リフォームをする上で、先ずは見積もりです。

金鯖家は、20年前に内装リフォームをしています。

その工事をお願いした工務店に先ずは相談することにしました。

見積を依頼し、すぐに見積書をいただきました。

アレ、ナニカオカシイ。

 

工事の事前調査が雑。外観を見ただけ。

ソレデ、見積もりできるの。

 

頂いた見積もりも、雑。

20年前は、丁寧な見積書を頂けた。その丁寧な見積書を信頼して発注した記憶があります。

 

見積書を詳しく点検すると、大工工事の部分は丁寧。

外装工事の部分は雑。

つまり、工務店が自身で工事する部分は丁寧だが、自身で工事しない外装部分は雑であることが判明しました。

 

そこで、工務店さんに外装部分も丁寧な見積をお願いした。

ところが、再度頂いた見積もりも、外装部分は雑なまま。

これでは、信頼できません。

 

そこで、複数業者に見積をとることに。

ネットで近隣の業者を探して見積をお願いしました。

二社に見積を依頼しました。

依頼した二社は、工務店ではなく外壁業者。

後日、その二社が見積もりの事前調査に来ました。

一社は、外観を見ただけ。

もう一社は、工事対象部分を丁寧に採寸調査。

 

その丁寧な調査をして頂けた業者から頂いた見積書は丁寧なものでした。

その見積書と、最初の工務店の見積書を比較して、ビックリ。

工事面積が二割も違います。

最初の工務店の工事面積が二割も多い。

その面積差が、そのまま金額に反映されます。

 

コレハ、ビックリデス

 

金鯖はどちらの工事面積が正しいのか、それを確認するために、自分で外壁面積を計算することにしました。

まず、簡単な外壁の図面をおこします。次に、外壁のサイズをメジャーで実測します。

そして外壁面積を算出しました。

その結果は、驚くことに最初の工務店の出した見積書にある施工面積の7割。

丁寧な調査をした外装業者の9割。

 

この業界、どれだけイイカゲンなんでしょう。

 

施工面積にはある程度の余裕を見ているとしても、最初の工務店は酷すぎる。

この工務店との取引は無し。

 

ザンネン。

 

当然、丁寧な調査と見積書を頂けた業者さんに発注しました。

 

一割の施工面積誤算は有りますが、金鯖の計算が間違っている可能性もありますし、ある程度の余裕は必要でしょうから。

 

だけど、この業界酷すぎる。

 

素人をナメテイル。

 

アイミツ、絶対に必要。

自分で調査できる部分は実測せなあかん。

 

甘く考えていると、大損する。

 

 

信用したいけど、信用してはいけない業界だと思う。

 

 

 

金鯖家の外壁リフォーム顛末-1

金鯖の住んでいる家は、20年前に中古住宅を購入したものです。1984年に建てられた家です。建てられて約40年になります。

20年前に購入した際に、耐震補強と内装リフォーム、屋根の吹き替えをしました。外装は塗装をしました。

今現在、金鯖の家には何点か問題があります。

⚫ モルタル外壁の一部に大きなひび割れがある。

⚫ 北側の窓際から雨漏りがある。

⚫ 外壁塗装が傷んでいる。

 

これらに対処するとなると、外壁リフォームが必要です。

調べて見ると、外壁リフォームには大きく二種類がありました。

⚫ 外壁塗装。

⚫ 外壁張り替え。

どちらが良いのでしょうか。

 

外壁塗装の場合のメリットは、

⚫ 費用が張り替えと比較すると安い。半分以下。

デメリットは、

⚫ ひび割れは補修できない。ひび割れの原因が外壁の内部構造の問題であった場合、大きなリスクを放置することになる。

⚫ 塗装だけで、雨漏りを防止できるのか分からない。

 

一方、外壁張り替えのメリットは、

⚫ モルタルを剥がして張り替えるので、ひび割れは解決。

⚫ 防水は内部構造から対処できるので、根本解決。

⚫ 断熱材の追加ができる。

⚫ 壁の内部構造に問題があった場合、補修ができる。

デメリットは、

⚫ 費用が高い。外壁塗装の倍以上。

 

こうして比較してみると、外壁塗装は費用は安いが、雨漏りやひび割れといった問題は解決できない。

一方、外壁張り替えは、費用は高いが、問題を根本解決できる。断熱強化などの追加のメリットもある。

 

金鯖は悩みました。

悩んだポイントは、

⚫ 外壁はひび割れがあるが、日々の暮らしには影響ない。ひび割れの原因は分からないので、そのリスクも分からない。

⚫ 雨漏りはあるが、それが室内に侵入し目に見えるのは、年に数日。雨漏りによる外壁内部構造への被害状況が見えない。

ひび割れも雨漏りも、現在は日常生活への影響はありません。でも、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。

かといって、外壁張り替えには大きなお金が必要です。金鯖家には、そんなに余裕はありません。

 

外壁張り替えをしたいがお金がない。外壁塗装では解決にならない。どうしたらいいの

 

冷静に考えると、問題解決できない外壁塗装はあり得ません。

そうなれば、外壁張り替え一択です。

でも、お金が足らない。

金鯖は現在、仕事はありますが、一年契約です。

将来の収入が見えません。

今現在の手持ち金額で、考えるしかありません。

今、外壁張り替えをすると、手持ちのお金がなくなります。

老後の備えが無くなります。

それは、まずい。

非常にまずい。

 

というわけで、停滞です。

なにも出来ません。

 

こんな感じで、数年間。

悩んで過ごしました。

 

悩んでいる間、金鯖は仕事を続けることが出来ました。

そして、少しずつ貯金をしました。

 

 

 

金魚は何故、転覆するのか

リビングで金魚を飼っています 

90センチ水槽です。

フィルターは、水作ジャンボ。

毎日、1割の水を交換しています。

水質管理には気を付けています。

でも、金魚は転覆します。

年に1~2匹は。

転覆すると、家裏にあるプラ舟に移住させていました。

移住させると、すぐに転覆は治ります。

 

今回、家の外壁を張り替えました。

その工事の関係で、プラ舟は一時撤去しました。

工事が終われば、プラ舟は復活させるつもりでしたが、新しい外壁にプラ舟が似合わない。

プラ舟は辞めにしました。

 

そして、金魚転覆。

移住先のプラ舟はなし。

仕方ないので、庭の水鉢に移住させてみました。

そしたら、転覆しません。

 

⚫ 90センチ水槽 : 転覆する。

⚫ プラ舟    : 転覆しない。転覆治る。

⚫ 水鉢     : 転覆しない。転覆治る。

 

こう並べると、転覆の原因は病原菌ではないと推測できます。

(金鯖の転覆原因仮説)

仮説1 : 透明ガラスが原因。平衡感覚異常により転覆。

仮説2 : 危機感不足。室内環境による平和ボケにより転覆。

 

ドウナンデショウ。

 

 

 

親子丼はだしが命

今日のお昼は親子丼。

親子丼は、美味しい、簡単、経済的、三拍子揃った昼御飯。

材料は、

⚫ ご飯

⚫ 鰹だし

⚫ 鶏もも肉

⚫ 長ネギ

⚫ 卵

 

最近、親子丼を昼御飯にすることが多くなった。

それは、おいしい親子丼を作れるようになったから。

それは、出汁を鰹節からとるようにしたから。

 

金鯖は、親子丼は難しい料理だと思っていた。

それは、美味しい親子丼をつくることが出来なかったから。

その時は、市販の鰹だしを使って作っていた。

そして、親子丼を作ってはガッカリしていた。

 

ナンデ

オイシイ

オヤコドン

ツクレナイ

 

ある時、ちょっと高めの鰹節を買った。

そして、その鰹節から出汁をとって親子丼を作った。

その親子丼は、嘘のように美味しかった。

 

そうか、出汁やったんや。

 

Wagnerware のスキレットを再生する

Wagnerware のスキレットを購入しました。

 

セカイモンを見ていました。

何とはなしに。

そして、Wagnerware の蓋つきの12inchスキレットを発見しました。

そのスキレットは、錆だらけ、脂汚れが酷い、クロームメッキ仕上げ、と欠点だらけ。

でも、値段は少し控え目。

でも、wagnerware の蓋つきのスキレットは珍しい。

でも、普通の判断力であれば、購入は見送る商品。

でも、その時の金鯖はオカシカッタ。

欠点だらけが魅力に思えた。

値段は低くても、輸入費用は高いので、決して安くはないのに。

 

何とかできるやん。

面白そうや。

で、勢いで、購入をクリック。

 

でも、少し時間外をおいて、暫く後、頭が冷えてくると、

何で、クリックしたんやろ❓

もう遅い。

後悔先にたたず。

 

1ヶ月ほどして、その汚いスキレットは金鯖の手許に届きました。

現物を見ると、錆と汚れだけでなく、クロームメッキの様子がおかしい。

でも、脂汚れがあるので、全体の状態が分からない。

 

まずは、脂汚れを落とすことにします。

脂汚れは、高温で焼き切るのが一番。

炭をおこして、スキレットを焼きます。

炭に空気を送って、炭を真っ赤にし、そこにスキレットをぶちこみます。

みるみる、脂汚れが焼かれ、白くなります。

スキレット全体が白くなると終了です。

 

次に、錆を落とします。

メッキが無い部分は全面錆です。

全面錆状態ですが、錆は深くは無さそうです。表面に留まっているように見えます。

錆を電解で落とします。

その工程は、

① 大きめのプラ容器に水を張ります。

② その水にセキス炭酸ソーダを投入して撹拌。

③ 鉄材に陽極端子をつけて、プラ容器に入れます。

④ スキレットに陰極端子をつけて、プラ容器に入れます。

⑤ バッテリーチャージャーのスイッチオン。

数時間で、錆はすっかり除去されました。

 

これで、脂汚れが落ち、錆も落ちました。

スキレットのコンディションがハッキリと確認できます。

 

良い点は、スキレットの本体のコンディションは想ったよりも良く、割れやヒビといった欠陥はないこと。

錆は多いが、表面にとどまっていること。

 

悪い点は、クロームメッキが、色の濃い部分と薄い部分が斑になり、非常に見苦しいこと。

これは、アカン。

 

このクロームメッキは酷い。

ロームメッキがこのように見苦しい斑になっていることは、全くの想定外です。

100円でヤフオク処分するしかないのか。

落胆しました。

 

で、暫く時間をおいて、金鯖は考えました。

この斑のクロームメッキを、何とか剥がすことはできないのか。

メッキ剥がせば、普通の鋳鉄スキレットになるやん。

 

そこで、ネットで調べました。

メッキを剥がす方法は2つあることが分かりました。

⚫ 塩酸や硫酸を使って剥がす。

⚫ サンドブラストという加工技術を使って剥がす。

 

この2つの方法、個人が出来ることではありません。

実行するとなると、業者を探すことになります。しかも、料金が全く想像出来ません。

 

もう少し詳しく調査しました。

⚫ メッキ屋さんも、サンドブラスト屋さんも、個人の仕事を受ける業者さんはいる。

⚫ メッキ屋さんは、料金が高そう。

 

そこで、サンドブラスト業者さんに問い合わせしました。

業者さんの回答は、「スキレットのクロームメッキを剥がすのは難しく、やってみないと分からない。」というものでした。

料金は比較的リーズナブル。

 

金鯖の選択肢は2つ。

⚫ ここで諦めて、スキレットヤフオクで処分。

⚫ 無駄かもしれないが、サンドブラストでのメッキ剥がしに挑戦してみる。

 

金鯖としては、わざわざアメリカから輸入したスキレットをここで諦めたくないという気持ちです。

かといって、追加でお金を支出するのにも、気が引ける。

どうしよう。

悩むー。

 

で、最終的には、このスキレットを諦めたくないという気持ちが勝ちました。

ということで、サンドブラスト業者さんにメッキ剥がしをお願いしました。

業者さんにスキレットを郵送します。

そして、数日でそのスキレットは戻ってきました。

往復運賃+サンドブラスト加工費を追加支出です。

 

加工が終わったスキレットを見ると、メッキは殆ど剥がれています。

スキレット全面が銀色。

でも、スキレットの表面がザラザラです。

これは、想定外。

サンドブラスト加工は、砂粒を打ち付けて加工する方法ですので、スキレット表面に小さなバリがあるようです。

 

これ、ドウシタラエエンヤロ。

スキレットを磨くしか無さそうです。

サンドペーパーでは、歯が立ちそうにありません。

 

何か、道具はないのか。

 

そういえば、ワイヤーカップブラシでスキレットを磨いている動画を見た覚えがあります。

そうや。ワイヤーカップブラシや。

 

ドリルドライバーにワイヤーカップブラシを装着して、ザラザラスキレットを磨きました。

結果は、大成功。

ツルツルの銀色スキレットになりました。

 

ここまできたら、大丈夫。

普通にシーズニングするだけです。

 

サラダ油を薄く塗って、加熱します。

炭をおこして、少し距離を採ってスキレットを置きます。

30分ほどで、銀色スキレットが、ブラウンに。

いい感じの色です。

鋳鉄スキレット独特の味わいがでてきました。

 

錆び付き、脂汚れ、斑メッキの駄目スキレットが、

キレイな鋳鉄の蓋付きwagnerware スキレットに再生できました。

 

大変でしたが、面白かった。

① スキレットを焼いて脂落とし。

② 電解で錆落とし。

③ サンドブラスト加工でメッキ落とし。

④ ワイヤーカップブラシでバリ落とし。

⑤ シーズニングで仕上げ。

面白くはあるが、お金もかかった。

でも、趣味ですから、商売ではないですから、良しとしましょう。

商売として考えたら、完全な失敗ですが。

 

一時は、処分も考えましたが、

最後には、味のあるスキレットに再生できました。

 

結果、良しということに。

でも、酷い結果もあり得ました。

 

今度、こんな物見つけたらどうしよう。

クリックするかな。

やっぱ、クリックするんやろな。

 

アホは、治らんからな。

 

 

 

CHFのディープスキレットが到着

CHF のディープスキレットアメリカから到着しました。

早速、荷物を開梱します。

アメリカから輸入した荷物は、いつも雑な梱包です。

大きなダンポールにどっさりの緩衝材。

見てくれの良さや、丁寧、なんて全くなし。

商品の破損なしで、相手に到着すれば良し。

本当に合理的。

 

でも、

頼むから、もっと小さいダンボールにしてくれ。

ゴミ、多いねん。

 

という感じでダンボールを開けて商品をチェックします。

オークションの写真でイメージした通りのディープスキレットが入っていました。

良かった。

なかなかに、ええ感じです。

でも、オークションの写真で分かっていたことですが、脂汚れが多くあります。

これは、一旦、素の鋳鉄に戻して、シーズニングする必要がありそうです。

 

工程は、次の三つ。

1.このディープスキレットを高熱で焼き、脂汚れを焼き切る。

2.錆があれば、除去する。

3.シーズニングして、黒いディープスキレットに仕上げる。

 

という訳で、このディープスキレットを高熱で焼く必要があります。

一番簡単な方法は、焚き火に放り込むこと。

キャンプの予定でもあれば、これが簡単なんですが、金鯖にその予定はありません。

家に大きなオーブンでもあれば、オーブンに入れて高熱で焼く方法もあるようです。

金鯖の家には、このディープスキレットが入るような大きなオーブンはありません。

過去に、ガスレンジで挑戦したことがありますが、安全装置があるので、脂汚れを焼き切るほどの高熱にはなりません。

⚫ キャンプ行く予定なし。

⚫ 家に大きなオーブンなし。

⚫ ガスレンジでは、無理。

では、どうしましょう。

 

幸いにも、金鯖は能登珪藻土BBQ コンロを持っています。

能登珪藻土レンガを使ったBBQ コンロです。

このディープスキレットが入る大きさはあります。

大量の炭を、スターターで火おこし、

BBQ コンロに投入します。

そこに、ガスレンジでプレヒートしたディープスキレットを入れ、BBQコンロに蓋をします。

30分ほどで完了。

ディープスキレットの脂を焼き切りました。

焼き切ったディープスキレットをチェックすると、所々に赤錆があります。

これは、錆落としが必要です。

 

ネット検索すると、錆落としの方法がいくつかありそうです。

⚫ サンポールを使って錆落とし。

⚫ クエン酸を使って錆落とし。

⚫ 電気分解で、錆落とし。

サンポールクエン酸を使った錆落としは、地の鋳鉄を融かす危険性がありそうです。

電気分解は、アルカリ溶液を使うらしいので、地の鋳鉄を融かす危険性は無さそうです。

 

そんな訳で、錆の電気分解にチャレンジしてみました。

必要な部材は、

⚫ 大きなプラ容器

⚫ 鉄(陽極に必要なようです)

⚫ 電源(バッテリーチャージャーが良いようです)

⚫ セキス炭酸ソーダ

⚫ 水

 

1.プラ容器に水を入れ、セキス炭酸ソーダを溶かします。

2.20センチほどの鉄筋に陽極を接続、1の溶液に入れます。

3.ディープスキレットに陰極を接続し、1の溶液に入れます。

4.電源スイッチを入れると電解が始まります。

 

様子を見ていると、陽極の鉄筋から泡が出ています。反応が始まったようです。

何か、科学実験みたいで、おもろい。

 

二時間後、錆は完全に除去されました。

これ、簡単でおもろい。

気に入った。

 

ディープスキレットを水で洗って、錆落とし完了。

素の鋳鉄スキレットに戻りました。

この、素のスキレット、Capten Stagの鋳鉄製品と比べてグレーが濃い。青の入ったグレーです。

Capten Stag は銀灰色です。

鉄の成分に違いがあるのかも。

しかも、スキレットの表面が滑らかです。

肌がすべすべ。

粒子細かい。密。

 

次は、シーズニング。

ディープスキレットにサラダ油を塗って、ガスレンジで熱します。とろ火で時間をかけて熱します。

本当は、大きなオーブンで温度調整してシーズニングするのが良いようですが、金鯖家にはないので、ガスレンジを使います。

二時間ほども熱すれば、黒スキレットに仕上がりました。

 

CaptenStag の鋳鉄は、こんな簡単には黒くならないのに。

何故、CHFのディープスキレットはたった二時間で黒スキレットに仕上がるのかしらん。

 

不思議です。

 

 

CHF のディープスキレット

シンプルな形、デザインは控えめです。

でも、優美さがあります。