金鯖家の外壁リフォーム顛末-3
7月の下旬、夏本番。
暑い盛りに外壁リフォーム工事が始まりました。
工事期間は50日ほど。
9月上旬に終わる予定です。
工事の手順として、まずモルタル外壁を剥がします。
モルタル外壁の内側はラス板でした。
最近の家は、構造用合板を張りますが、古い家なのでラス板でした。
これは、耐震性が弱い。
なんせ、ペラペラの板を間隔をあけて、釘打ちしているだけですから。
今回の工事では、構造用合板を張ります。
家の内部構造が、ラス板から構造用合板に変わります。
耐震性は間違いなく強化されます。
断熱性も強化されます。
これは、嬉しい誤算です。
ラッキー、ラッキー。
北側外壁に亀裂があったのですが、その部分の外壁を剥がすと 白蟻被害が酷い状態でした。
モルタル外壁の内側に防水シートが施工されたいなかったので、モルタル外壁に亀裂が入れば、そこから雨水は侵入します。それが度重なれば、内部の木部は腐食し白蟻に喰われます。
昭和の建売住宅、危ないですね。
追加費用をかけて、白蟻に喰われた部位は補強工事をお願いしました。
白蟻に喰われたの、アンラッキー。
でも、白蟻被害が分かって、補強できたのはラッキーかも。
今回のリフォームでは、構造用合板の上に防水シートを施工します。外壁から雨水の侵入があっても大丈夫です。
しかも、外壁のサイディングと防水シートの間には通気用の空間があります。
外壁から雨水が侵入しても、殆どの雨水は防水シートまで届きません。届いた雨水も防水シートでブロックされます。
この構造であれば、外壁からの雨漏りはあり得ません。
外壁を剥がしてのリフォームを選択したのは、ナイスでした。
今回の工事では、断熱材の追加もお願いしました。
20年前のリフォームでは、5センチの断熱材を入れていたのですが、今回の工事で追加5センチ。
合わせて10センチにしました。
金鯖、寒い冬は嫌い。
電気代も節約したい。
だから、断熱性能強化。
工事期間中に台風が来ました。
モルタルを剥がした場所が雨に濡れるのは嬉しくありません。
断熱材がびちょびちょ。
これは、避けたい。
直撃は避けられたのは良かったのですが、風雨はそれなりに強い。
でも、結果としては大丈夫でした。
その理由は、足場。
屋根の庇ギリギリに、足場が設置され、その足場をシートが覆っていたから。
外壁はサイディング。
金鯖家では縦張りにしました。
普通というか、多くの家は横張りです。
殆ど横張り。
ナゼナノカナ。
金鯖の家は横巾があります。
なので、縦張り。
サイディングの色は薄茶系。
予定通り9月上旬に工事終了。
外壁リフォームが終わった我が家は、まるで山小屋のようでした。
薄茶のサイディングを縦張り。
遠目には、木を張ったように、あるいは、竹を張ったようにみえます。
しかも、屋根は焦げ茶。
山小屋です。
格好ヨクナイ。
ナンカ、田舎感が凄い。
でも、金鯖は気に入っています。
でもというより、とっても気に入っている。
山小屋感が。
古い感じが。
ペラペラしていないところが。
マア、イインジャナイノ。
外壁リフォーム、お金はかかりました。
でも、良かった。
マンゾクデス。
最後の心配は地震。
大地震で壊れたらオジャン。
大地震は確実にくる。
クル。キットクル。