住居を被災から守る

住居を被災から守るためには、被災に強い場所に住居を構えることが基本です。

この基本を外して被災から守ることは困難です。

被災に強い安全な場所に住居を構えた上で、耐震性の高い家に住みましょう。

現在居住している家の耐震性が低い場合には、耐震補強を行う必要があります。

耐震補強には、基礎の補強、柱接合部の補強、壁の補強、屋根の軽量化といった補強方法があるようです。

我が家の場合は、1980年代に建てられた中古住宅を購入しました。

耐震強度の低そうな家であったため、リフォームしました。

内装を全て取り払い、柱接合部の補強、壁の補強、屋根の軽量化を行いました。

壁は筋交いだけでなく、構造用合板を張りました。

屋根は重い瓦屋根から軽いガルバリウム鋼板に葺き替えました。

重い瓦屋根は地震に弱いですからね。

阪神淡路大震災の映像で見た、ぺちゃんこに崩れた木造住宅の画像が忘れられません。

我が家の立地は、幸いにして強固な地盤の上にあります。

購入時点では、横浜市ではハザードマップといったものは、作成されていなかったのですが、購入検討時に地盤の強度をNetで検索確認したことを覚えています。

現在の場所に10年以上住んでいます。

近隣に建売住宅が建ったり、注文住宅が建ったりしました。

興味があるので、施工の様子を見たりしたのですが、建売住宅と注文住宅とでは、全然違いますね。

出来上がった住宅を見ると、大きな違いは分からないのですが、基礎の強度や、柱の接合具合などはビックリするほど異なります。

やはり、注文住宅はしっかり作っていると思います。

我が家は、元々は建売住宅だったようです。

リフォーム工事の際、内装をはがしたのですが、はがして見えた筋交いなんかは、細い薄板でしたから。手抜き工事ですよね。

中古住宅の場合、元々建売か、注文住宅かで、価格が変わったりしませんよね。

中古住宅を買う際は、元々注文住宅だった物件を購入した方が得だなと思いました。