転覆金魚の治療

昨日、リビング水槽で飼育している金魚の一匹が転覆していました。

 

お腹を水面に出して、浮いています。

 

テンプクシテル。

 

コレハマズイ。

 

金鯖は今は半分隠居状態なので、暇な時間が多くあります。というか、殆ど自由時間状態です。

そこで、転覆した金魚はすぐに、家裏にあるプラ舟に移しました。

金鯖家では、転覆した金魚は家裏にあるプラ舟に移すことで治療しています。

そして、今日の朝、家裏に移した転覆金魚を観察すると、普通に、プラ舟の中を元気に泳いでいました。

転覆、治ったようです。

 

ヨカッタ。

 

今までも、リビングのガラス水槽で転覆した金魚は、家裏のプラ舟に移すと、転覆は殆どの場合に治りました。

 

金鯖家では、プラ舟で飼育している金魚が転覆状態になったことはありません。転覆する金魚はリビングのガラス水槽の金魚です。

不思議です。

 

家裏のプラ舟は直径90cmほど、深さは40cm、約200リットル程の水量です。

リビングのガラス水槽は、高さ30cmの90cm水槽です。水量は約100リットル。

金魚飼育で最も重要なことは水です。水質が大事です。

水質を決める要因は、フィルター、換水、飼育密度、餌の量、だと考えます。

しかし、この4つの要因は、プラ舟もガラス水槽も同等にしています。

ガラス水槽のフィルターは水作ジャンボ1台。プラ舟は水作ジャンボ2台。プラ舟の水量はガラス水槽の2倍ですから、ジャンボ1台あたりの水量は同じになります。

換水も水量の10パーセントを毎日入れ換えています。プラ舟もガラス水槽も。

飼育密度は、ガラス水槽は8匹、プラ舟は15匹、ともに13リットルあたりに一匹程度という飼育密度です。

餌の量も、同等です。

但し、冬になり、水温が10℃を切ると、プラ舟の餌は断ちます。

 

このように比較すると、飼育水の水質面では、プラ舟、ガラス水槽に大きな差異はありません。

 

一方、大きく異なるのは、水質以外の環境面です。プラ舟が屋外、ガラス水槽が室内です。

ガラス水槽はリビングに置いていますから、少なくとも静かな落ち着いた環境ではありません。

常に人の出入りがある、人工的な環境です。

一方、プラ舟は家裏に置いていますから、常に静かで、落ち着いた環境です。直射日光は殆ど当たりませんので、水温の急激な変化はありません。

また、家裏は開けていますので、陰にはなりますが、日中は間接光は多く入りますし、換気も良い場所です。

金魚にとっては良い環境だと思っています。

 

このように書いてみると、金魚にとっては水質以外の環境も大変重要ということでしょうか。

プラ船の環境の良さが、転覆を治してくれるのでしょうか。

 

フシギデス。

 

 

 

事後報告

 

転覆して、プラ舟に移した金魚の代わりに、プラ舟の金魚を一匹ガラス水槽に移しました。

その移した金魚は、過去にガラス水槽で転覆して、プラ舟に移して転覆は治癒していた金魚です。

ところが、この金魚、ガラス水槽に移して数日経過して、浮き気味になっています。

転覆してはいませんが、泳ぎを止めると急速に水面に浮上してしまっています。明らかにお腹に空気が溜まってそうです。

これは、また転覆しそうです。

ちょっとかわいそうです。

 

早急に、プラ舟に戻しました。

 

プラ舟に戻すと、元気に回復して普通に泳いでいます。

 

フシギデス。

 

ナンナンヤロ。