物の値段を考える

物の値段というものを最近考えるようになりました。

オークションやフリマサイトの利用が手軽で一般的になり、金鯖も良く利用するようになってきました。。

オークションやフリマでは、利用しなくなった物は簡単に換金できます。

金鯖は釣りが趣味です。

釣竿なんかは、オークションで購入しています。

釣竿は、少々使用したからといって、その機能が減少する訳ではありません。

オークションでは、新品の半額で購入出来ます。

また、その釣竿が不要になれば、結構な高値で、オークションで販売できます。

このように考えると、釣竿の価格は、購入価格から転売価格を引いた価格と考えるのが妥当です。

金鯖のように新品に拘らなければ、購入価格は結構な割合で低くなります。

転売価格の方は、時間により機能が劣化する度合いに左右されます。

時間が経過しても、機能劣化がなければ、購入価格と転売価格が同じ場合があり得る訳です。

何でも、オークションやフリマサイトで購入転売できる今という時代においては、物の値段は、購入価格ではなく、転売価格により決まると言えるように思えます。

 

一方、物の値段には時間という要素も大事です。

例えばテレビ。

テレビの値段はいくらでしょう。

ここでは、話が複雑化するので転売価格は無視します。

ここでは仮に10万円とします。

ここに時間の要素を入れます。

このテレビ、5年使うとすると、1年あたりの値段は、2万円という計算になります。

スマホの値段はどうでしょう。

スマホの購入価格は6万円、3年間利用し、月額料金は5千円とします。

スマホ本体の1年あたりの値段は2万円。

月額料金の1年あたりの値段は、6万円。

合計で8万円。

このテレビとスマホ、表面価格ではスマホはテレビの60%ですが、利用年額では、スマホはテレビの4倍となります。

この見方を少し広げます。

金鯖は毎日ビール(発泡酒/350cc)を2本飲みます。

このビールは、一本125円です。2本で250円。

これを年換算すると、約9万円。

スマホより高くなります。

毎日消費するものは、表面価格が低くても、高くなります。

本当に注意が必要です。

そして、もっと高いのがタバコ。毎日一箱で年間で約20万円です。

 

このように、価格に時間を持ち込むと見え方が大きく変わります。

金鯖は、最近は物の値段を計る場合、表面に見える価格だけではなく、転売価格と時間価格の視点を考慮するように心掛けています。

 

タカクミエテモヤスイ。

 

ヤスクミエテモタカイ。

 

ダマサレナイヨウニ。