金鯖、金鯖を釣る

今日、金鯖は、金鯖を釣った。

 

今日も今日とて、鯵釣りへ出掛けました。

ブッコミサビキで、鯵を狙っていると、グイーングイーングイーン。

竿先が突っ込みます。

急いで、竿を手に持ちます。

リールを巻きます。

重い。

ゴッツイ重い。

 

これは、大物や。

この腹にくる重さは本物です。

竿を持ちながら、後ろに置いている玉網を手許に引き寄せます。

 

ジーーーーー。

糸がリールから引き出されます。

リールのドラグを少し締めます。

ジーーーーー、ジーーーーー。

まだ、糸が引き出されます。

周りに釣り人がいます。

あまりに自由に泳がれると困ります。

ドラグを締めます。

といって、閉めすぎると糸を切られます。

針が伸されます。

弱い鯵仕掛けです。

細い糸、細い針です。

 

ギリギリまでドラグを締めます。

魚が横に走ります。

鯖だ。

横に走るのは鯖です。

 

これは、デカイ鯖だ。

 

鯖がようやく手許に寄ります。

空気を吸わせます。

おとなしくなります。

でも、

抜きあげるのは危険です。

 

急いで、玉網を伸ばします。

玉網を伸ばして、鯖を掬います。

玉網に鯖の重量がのります。

 

ズッシリ。

 

玉網を引き上げて、鯖を地面に置きます。

これはデカイ。

一目でデカサが目につきます。

体高もかなりあります。

しかも、腹に金色がのっています。

 

キンサバダー。

 

キンサバ、キター。

 

とはいえ、喜んでばかりはいられません。

 

しめ鯖で食するには、急いで内臓を抜くことが必要です。

ハサミで喉を切り、腹を縦に切ります。

そして、急いで内臓を抜く。

 

 

 

アニサキス、コワイデス。

 

オナカ、イタイノ、イヤデス。

 

ダカラ、スグニ、ナイゾウ、ヌク。

 

 

 

内臓を抜いた鯖を、塩水を張ったバケツに突っ込み、血抜きします。

 

これで、旨いしめ鯖が食える。

 

タノシミダーーーーーー。