金鯖、大金鯵を捌く

金鯖は、昨日、大金鯵釣り上げました。

今日は、この大金鯵を夕食の一品にします。

というわけで、先ずは、この大金鯵を捌きます。

金鯖家には、玄関横に水栓があります。釣れた魚はそこで捌きます。

台所で捌くと、魚の鱗が飛び散ります。

魚の血の匂いが、シンクに残ります。

家の外であれば、気兼ねなく魚が捌けます。

 

ウロコガシンクニアルト、ツマ、イカリマス。

 

タイヘンメンドクサイ。

 

ナンデ、アンナニイカル。

 

コワイ。コワイ。

 

水栓の前に椅子をセットします。

砥石を蛇口の下に置きます。

小出刃を研ぎます。

荒砥で研いで、中砥で仕上げます。

荒砥は便利です。

10回ほど、包丁を前後に動かすだけで、包丁の歯がたちます。

 

キレアジスゴイ。

 

まな板のうえに大金鯵を置き、鱗を包丁で小削げとります。ゼイゴも切り取ります。

首もとから胸鰭にかけて包丁の歯を入れます。両側から歯を入れ、頭を落とします。

腹を縦に切り、内蔵を抜きます。

この大金鯵、腹の中が白い脂肪でいっぱいです。

 

シボウイッパイ。

 

シボウノナカニ、ナイゾウガ、ウマッテル。

 

人であればメタボ。

でも、この脂肪、釣り上げた時点では腹は柔らかでしたので、液体だったと思います。

 

白く固まったのは冷蔵庫で冷やしたから。

そうだとすると、人ではメタボでも、魚にとっては、そうではないのかも。

魚の脂肪は、脂っこくないですから。

 

金鯖は、釣った魚は自分で捌きますが、これだけ脂肪が腹にパンパンに詰まった魚は初めてです。

次に、中骨にそって包丁の歯を入れ、三枚におろします。

身の色が真っ白です。

魚の脂肪がギッシリ入っているようです。

 

コレハウマソウ。

 

ウマイニチガイナイ。

 

金鯖は過去に数回大鯵を釣っています。

その大鯵は、美味しくありませんでした。

その経験から、鯵は大きくなると、脂肪ののりが悪くなると思っています。

鯵の場合、脂肪がのると身の色は白くなります。脂肪がのらないと透明感が強くなります。

鯵は、25センチ程度までの大きさが美味しいと思っています。

小さい方が脂がのっているように感じています。

かといって、釣れる鯵も、種類が複数あります。

脂ののりは真鯵が良いようです。

また、魚による個体差もありますから、一概には言えませんが。

 

でも、昨日釣り上げた大鯵は金ピカピカピカでした。

これは、大きくても美味しいに違いない。とんでもない金ピカでしたから。

そして、この身の色、真っ白です。間違いなし。

 

手で皮を剥いて、柵が出来上がりました。

クッキングペーパーで柵を巻き、その上からラップして、冷蔵庫に保管。

 

ここで、一旦終了。

 

ヨルガタノシミデス。

 

オイシイサシミ、アリマス。