少子高齢化を考えてみた
少子高齢化について考えてみました。
これ、何が問題なんでしょう。
マスコミの報道からは、要するに年金と健康保険に尽きるようです。
激増する高齢者に回すお金がないということですね。
年金も健康保険も、現役世代がお金を支出し、現役引退した世代がお金を使うというシステムです。
収入のある世代が、収入のない世代を助けるというシステムです。
このシステム、一見合理的ですが、日本の現実を考えると、非常に不合理です。
何が不合理か。
それは、資産を計算に入れていないという点です。
日本においては、国民の金融資産が2000兆円もあります。
この金融資産、保有しているのは、現役引退した高齢世代です。
この高齢者が保有する金融資産を無視して、金融資産を持たない現役世代が、金融資産を持つ高齢世代を助けるというシステムは明らかに不合理です。
高齢者世代は、高齢者世代の金融資産で自ら賄うことができます。
では、具体的にはどのように対応するのか。
それは、国が国債を発行して、年金や健康保険を支えれば良いのです。
高齢者世代から、その金融資産を直接接収することは困難ですが、国が国債を発行すれば、高齢者の金融資産を間接的に接収できます。
国債を発行すれば、国の借金が益々増加し、国が破綻すると心配はありますが、それは、大丈夫です。
人は必ず死にます。死ねば相続税の対象になります。
そう、高齢者が保有する2000兆円が相続税の対象になるのです。
国が本気になれば、国の借金は簡単に返済できます。
これは、簡単な理屈です。
現役世代の負担も減りますから、景気対策にもなります。
ダレモコマリマセン。