今、国には千兆円の借金があるそうです。
千兆円なんて、想像もできない金額です。
孫子の代に、巨額借金を残すなんて、心が痛みます。
マスコミも嘆いています。
こんな借金、返せる訳ないやん。
しかし、その一方に、もっと巨額な数字があります。
国民の金融資産です。
その金額、何と二千兆円。
ビックリです。
ここで、金鯖は考えました。
人は皆、死にます。
この二千兆円の金融資産は全て、相続税の対象です。
そうです。
相続する金融資産の半分を税金で徴収すれば良いのです。
相続されたお金は、使われずに眠ることが多いと聞いています。
そうであてば、相続税で千兆円を徴収しても、全く問題はありません。
孫子の代に残す国の借金はなくなります。
ばんざい。
孫子が相続する金額も減りますが。
また、別の考えもあります。
国には、徴税権というものがあります。
国民から税金を徴収する権利です。
この権利ですが、会計的には資産とも考えられます。
国民が金融資産二千兆円を持っているということは、国家には、この二千兆円を徴税する権利が理論的にはある訳ですから、国の徴税権は二千兆円の資産価値を持つと計算できます。
これを整理すると、
国には千兆円の負債と、二千兆円の資産があるということになります。
差し引きすると、国の資産状況は、千兆円の赤字ではなく、千兆円の黒字という結果になります。
ということで、
国の借金千兆円は、幻想のようです。
真面目な国民の心を痛める、罪作りな幻想です。